2014年

5月

31日

望む、オリーブの木!

事務所を移転してもう5カ月が過ぎてしまいました。夏になる前にベランダを緑で飾りたいと思い、仕事の合間を縫って木製プランターボックスを自作しました。市販のプランターボックスは丸いものばかり。四角くて重くなくて、しかも本物の材料を使っているものなんてもう自分で作るしかないという事に。ベランダの手すりのデザインとあわせてヒノキの角材で木箱を作り、中に外壁用の防水シートを貼りました。更に軽量化のために緑化コンクリートの型枠を敷きこんで、ボイドを作りました。もうじきオリーブの木がやってきます!

余談ですが、オリーブの木が欲しい!と私が庭師の徳元さんに呟くと、なんとまあ偶然な事に、あの著名な建築家、中村好文さんも現在オリーブの木を所望しているという事で、徳元さんに2本同時に仕入れて頂くことになりました。そして、先に中村さんの現場に入るオリーブの木が出荷されるも、当日の現場でのハプニングで植え込む事が出来なくなってしまったところに、私のプランターボックスがタイミングよく完成したため、中村さん用のオリーブの木が私のところへ、そして私のところに来るはずのオリーブの木が中村さんのところへ運ばれる事に!にぎやかになったプランターボックスの写真も後日アップしたいと思います。

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2014年

5月

28日

好きなピアニストは誰ですか?

今日は私の大好きなドイツ人のピアニスト、Henning SchmiedtのCDをバレエクラスの先生からお借りしました。Henning SchmiedtのKlavierraumという別のCDは持っていたのですが、こちらのCD"Spaziergang (散歩)"は持っていませんでした。

 

レッスンの時に使用する曲は多分先生のその日の気分でチョイスされているのですが、ある日のレッスンでこの旋律を聞いた瞬間、きっと彼だ!と私は確信しました。彼の作曲する音楽には何時もとても癒されますが、そのユニークな曲名も私は大好きなんです。ドイツ語なので皆さんちんぷんかんぷんでしょうから、ここに私の勝手な和訳をご紹介します。

 

1.Der Regen hat aufgehoert 雨が止んだ

2.Wanderschuhe 登山靴

3.Grosse Schritte,  kleine Schritte 大きな一歩、小さな一歩

4.Weit entfernt 遠くはなれて

5.In den Wald 森へ

6. Ein neues Lied im Kopf 頭に浮かぶ新しい曲

7.Am See vorbei 通り過ぎる湖

8.Weite  Wiese 広い野原

9.Und dann ein zweites Lied そして2つ目の曲

10.Ich zaehl die Wolken 僕は雲を数える

11.Dann kam das Lied No.3 そして3つ目の曲

12.Wolke11 雲11

13.Wolke 12 雲12

14.Alte Kirche 古い教会

15.Grashuepfer バッタ

16.Weitergehen もっと遠くへ

17.Verfallenes Tor 朽ち果てたゲート

18.Alter Garten, alte Baeume 古い庭、古い木立

19.Schiefe Leiter 傾いた梯子

20.Gestern? 昨日?

21.Es tropft wieder またポツリポツリ

22.Nein heute! 違う、今日!

23.Ja, so ist es そう、そういうこと

24.Schneller gehen 早く歩く

25.Kleine Pause ちょっと休憩

26.Ich hoere Glocken 鐘の音が聞こえる

27.Spielzeug in meiner Tasche 僕のポケットの中のおもちゃ

28.Nach Hause 家へ

29.Libelle Stille Andacht 11.3.2011 トンボ-黙祷-2011年3月11日

 

最後まで訳して気が付きました。

トラック29だけは2011年3月にベルリンで収録されていました。

タイトルでもおわかりの通り、”夕焼け小焼け”の旋律ですね。

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2014年

5月

10日

私の家宝はトイレの照明器具!?

私の高校の同級生で江戸切子職人の堀口徹君。なんとこの度、私のクライアントである蓮見太郎氏の仕掛けで、オリジナル作品を制作してくれました!

 

それはなんと、拾って来たアンティークなボトルに江戸切子を施したもの。森みわはエコな人間だから、そういうリサイクル製品が好きなんじゃないか、そんな発想でプロディユースされたらしいのですが、それを誕生日プレゼントとして突然頂いた私は直ぐに、中に光源を入れたい!と思いまして、弊社スタッフが特注ブラケットを設計、遂にペンダントライトとして生まれ変わりました!

 

中には電球色のLEDランプが入っていますが、事務所の小さなトイレが琥珀色の世界に染まります。そして今日まじまじと眺めていると、なんと”森”という文字を発見!

ス、スゴイ・・。

 

ということで、これからはトイレに引きこもりがちになりそうです・・。

皆様も是非”森”を探しにこの癒し空間にお越しください(笑)!

ちなみに、堀口徹君は、業界最年少で2012年国の伝統工芸士(江戸切子)の認定を受けた江戸切子界の期待の星。その技術とセンスは高い評価を受け、国内外の大手化粧品メーカーの高級なクリームの器なんかも制作を手掛けてるんです。また一つ、私の大事な家宝が出来ました!堀口切子のウェブサイトはこちら

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森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学