ひょんなことから住宅展示場へ

半年程前に購入したIKEAの本棚(一番安いタイプ)が、鎌倉の夏の湿気でグニャグニャになり、本の重みで棚板が落下したため、返品のため港北のIKEAに向かった。返品後真っ直ぐ帰るはずがまた余計なものを買い、直ぐ隣にあった住宅展示場に夫が興味をしめしたので息子と3人で見に行く羽目になった。私の勝手なチョイスで、住友林業、へーベルハウス、一条工務店、スウェーデンハウスのモデルハウスの中に入る。何も言わずに入ると、必然的にキッチンの収納の多さや想像力豊かな子供が育ちそうな子供部屋などに関するPRが延々と続く。わが子はクッキーやらおもちゃをもらい、巨大なテレビの前でアニメを鑑賞中。一方ではぴかぴかの新建材に囲まれた巨大な家の中で唖然としている夫。あまり時間も無いので、外壁の断面模型は何処にありますか?と突然担当者に尋ねては変な顔をされる。各メーカーの批評は長くなるので控えることとして、あんな風に営業かけられたら、地場工務店も設計事務所も敵わないなあ、というのが率直な感想。冬になったらもう一度検証に行くことにした。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学