カーボンニュートラルな家づくり

パッシブハウス流の家づくりを目指す人たちは、胸を張って原発に反対できます。1月に竣工した茨城パッシブハウスも、来週上棟する福岡パッシブハウスも、もうじき着工の埼玉県秩父パッシブハウスも、東京都東久留米パッシブハウスも、皆3kW-5kWの太陽光発電を搭載すればカーボンニュートラルです。奈良県橿原市で7月着工予定の十津川村領事館においては、竹小舞の土壁でQ値1.2にしてパッシブハウスであるだけでなく、薪ストーブと太陽熱温水でほぼカーボンニュートラルです。こういう家づくりをもっと沢山の人に知ってもらうこと、より多くの人に建ててもらうこと、それがすなわち反原発運動なのだと思います。今こそエネルギー転換のための、家づくり転換、そのための発想の転換の時期ではないでしょうか? 先日近所の薪ストーブ屋さんが教えてくれました。スウェーデン大使館がアクションを起こし、被災地に薪ストーブをせっせと運んでいるそうです。そういった中身の濃い支援が大切なのです。電気ポット付きの家電セットをプレゼントするのではなくて・・。我が家の賃貸省エネ改修、もうじき始まります。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学