築27年のRC造のテラスハウスの内装材を全て取り払いました。中は予想どおりカビだらけ。どおりでこの家に越してきてから、健康な我が子が生まれて初めて咳き込み始めた訳です。27年間借り手からカビのクレームが続き、オーナーが次から次へと新しい内装材を上に貼った結果、内装材は厚みを増して、そこになんと黒蟻の巣が出来ていました!単板ガラスで発生する冬の結露水がひたすら木製サッシ枠にしみこみ、外側にペンキを塗った窓枠は呼吸が出来ないまま、腐敗して蟻が侵入経路を作ったのです。写真でわかるとおり、自然が豊かな環境ですが、雨が降った翌日は後ろの崖から水が流れる音が聞こえます。これがどうやら建物の中に侵入していたようで、これを止水しないと基礎周りの外断熱施工が始まりません。道のりは遠いです・・。
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