自邸改修レポート

9月20日に十津川杉の木製サッシが鎌倉に到着しました。この木製サッシにはトリプルガラスが入っているため、大変な重量である上、取り付け方にちょっとしたコツが必要です。そこで秩父パッシブハウスを手掛けた高橋建築の大工さんに取り付けをお任せする事にしました。この人達、とにかく凄いチームワークです。今日は台風15号が接近し、途中暴風雨で足場が建物に激突してくるハプニングをものともせず、淡々と仕事をこなしていきます。写真は一番大きなコーナーサッシを取り付けている様子。吸盤で重い窓を持ちあげます。この木製サッシは我が家のようなRC造の改修でも取り付ける事が出来、耐久性を上げるために外側にアルミのカバーが付いているため、日本全国のビルモノ、特に学校や病院、公共施設の省エネ改修にお勧めです。十津川杉の美しい木目によってRC造の室内の表情が急に優しくなりました。もちろん、断熱性能もU値=1.0W/m2Kと抜群です。明日全ての窓が取り付け終わると、今度は外壁の外断熱施工が始まります。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学