2011年

10月

30日

自邸改修レポート

土曜日は鎌倉市民フォーラム主催で飯田哲也さんの講演会が鎌倉で行われ、会場が事務所から徒歩1分のところでしたので私も駆けつけました。なんとその日飯田さんは3つの講演会をハシゴされたとか!今の日本に一番必要な人物の一人だと思うので、ぶっ倒れないでくださいねと念を押してきました。さて、今週はハロウィーンのかぼちゃを切りながら、1階床の真空断熱材の敷き込みをしていました。この建物は隅が直角ではない箇所が幾つもあり、平面図を元に工場でプレカットされた真空断熱材には3角形のものも多数あります。ところが肝心な真空が切れているパネルが数枚あり、速効メーカーにクレームを付けたものの、新たに取り寄せていては間に合わないので、真空が切れているものは出来るだけ建物の中央部分に配置しました。真空断熱材はプレカット後にまずアルミシートでパッキングされ、両面に養生用のゴムシート(写真で黒く見えるもの)が貼られた後に内部の真空状態を作り出します。しかし今回はこの上に施工する温水床暖房の熱伝導を均一にするために、上面のゴムシートのみをはがしています。さらに防露のために、パネルのジョイント部分もアルミテープで目貼りしています。ユニットバスの下には発泡リサイクルガラスの砕石が敷き込まれました。発泡時の比重にもよりますが、熱伝導率0.08W/m2K程度が見込める商品がヨーロッパでは流通しています(今回の砕石は鳥取県からの取り寄せ)。掃き出し窓を作るために切断した2階の逆梁部分の直下には、炭素繊維補強に加え、新たに梁を打ち増ししています。蓄熱薪ストーブも定位置に運ばれました。ここまでの工事でRC造の集合住宅の省エネ改修を費用対効果高く行うためのストラテジーが自分の中で大分整理された気がします。来週は壁、天井の漆喰塗、1階床暖房施工、換気装置設置、内部木工事、気密測定などが予定されています。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

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東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学