自邸改修レポート

今日は気密測定をやりましたが、情けない事に、散々な結果で終わりました・・・。

RC造だというのに、穴だらけ・・・。しかし自分が設計監理の立場だと厳しくやり直しを指示できるのに、自分が施主になったとたん、なぜかクレームを付けにくくなるという心理がみごとに裏目に出た事に。あの時やっぱり言っておけば良かった、という場面が次々と脳裏に浮かびます。どなたかは言いませんが・・。幸いにも気密測定器をしばらく貸して貰えることになったので、地道に穴ふさぎに専念したいと思います。温水床暖房の施工は無事に終わり、第一種熱交換換気装置も定位置に取り付けられました。パッシブハウスなのにどうして床暖房?と思われる方もおられるかもしれませんね。今回の改修はEnerPHit認定を目指していますので、実は6畳用エアコン一台で夏も冬もしのげてしまう性能なのですが、冬は薪ストーブを熱源として使う想定です。しかし何らかの事情で薪が無くなった時の事を考えて、太陽熱温水と組み合わせたガスの床暖房を入れています。設備てんこ盛りに見えますが、それぞれの熱源には特徴がありますので、それらを自ら住まいながら比較検証することも目的です。エネルギー源は分散させた方が良いという持論もありますが。

内壁はコンクリートに直にイケダコーポレーションのカルクウォールのファルベをローラー塗りしています。左官仕上げだとコンクリートのテクスチャーが見えなくなるので、敢えてローラー塗りなのです。

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コメント: 1
  • #1

    夏見 諭 (金曜日, 04 11月 2011 11:47)

    いつもお世話になっております。
    自宅改修興味津津で見させて頂いてます。
    RC造の改修はほとんど経験がないので知らないことだらけです!
    床暖房は温水式且つモルタルで施工なんですか?
    なんだかモルタルでは温まりにくい、冷めにくいの
    イメージがあるので、蓄熱量の小さい方が効率が良くて短時間暖房とかには良いのでは?的な素人発想してしまいます。
    こんなこと4ヶ月前には考えなかったんですが(笑)

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パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学