4月23日に十津川村のモデルハウス、木灯館のオープニングセレモニーが十津川村の主催で無事に執り行われました。当日は初夏のような温かさでしたが、風の抜ける土壁の家の内部は驚くほど快適で、プロジェクト関係者をはじめ、たくさんの迎賓の方に体感していただけたのは設計者として本望でした。翌日は終日建物の竣工写真の撮影を行いました。カメラマンの齊藤さんには鎌倉パッシブハウスの撮影も手がけていただきましたが、なんと彼は巨匠建築家・黒川紀章の建物の竣工写真を5回も取っていたことを、昨日初めて知りました・・・。本ブログにはド素人の私が撮った写真をひとまずアップさせていただきます。奈良の作家さんが作ってくれた木製家具、檜の薄板を貼ったペンダントライト、どれも空間をぐっと引き立ててくれています。西面の窓の写真を室内から撮りました。下からガラスのみ、日射遮蔽の外付けロールスクリーン、+プリーツスクリーンのツインタイプ(シースルー)、+プリーツスクリーン(遮光タイプ)が見えています。日射遮蔽のスクリーンの後ろには駐車場の車がよく見えますが、これで70%以上の遮蔽力を発揮しています。この建物の仕様に関するリーフレットは本ホームページからダウンロード可能です。見学会の日程が決まり次第、ブログで告知いたします。
最後に、この難易度の高いプロジェクトに取り組まれた、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
コメントをお書きください