おそらくこれが最後の工事です。
2階のフラットルーフの上に、手摺を付けました。周りの家の屋根は視界から消えさり、山と空だけを眺める贅沢な屋外空間になりました。材料は京都の檜。木端はもうじきシーズンが始まる薪ストーブの着火剤になりますが、香りがとても良くて少しもったいない気もします。右の写真に写っている黒いものは屋上で焚き火をして遊ぶための鋳物の台です。デザインセンスの良いものはやはりドイツ製でした。炭火で松茸なんか焼いても楽しそうですね!
もうじき薪ストーブシーズン到来ということで、煙突掃除も行いました。曲がりの無い直管の煙突ですので、掃除がとても簡単です。蓄熱薪ストーブの場合に大切なのは、煙突掃除の際の蓄熱体の中の掃除。これをやらないと煙突掃除の際に煤が蓄熱体の中に詰まってしまいます。スマートハウスとは真逆の、手を真っ黒にしながらの暖房器具のメンテですが、楽しくて仕方がありません。外に積んである薪の含水率も十分に下がっていました。これからのシーズンがとても楽しみですね。写真左下は先週日経産業新聞に掲載していただいた記事です。今回は記者の目が素晴らしい!
コメントをお書きください
建築学生 (月曜日, 22 10月 2012 23:33)
はじめまして。
現在学部で建築を学んでいる学生です。
森さんのインタビューを読み、このHPに飛んできました。
あの記事を読んで、少し建築留学に興味を持ちました。
私は、デザインにアプローチをかけたような構造に興味があります。
森さんはドイツのシュツットガルトに留学されたそうですが、よろしければ、ILEKのようなデザインと構造を融合したような研究をしている大学を教えていただけないでしょうか。
森 みわ (火曜日, 23 10月 2012 00:21)
コメントありがとうございます。
そのような研究をしているところはやはりILEKではないですか?
英語圏がご希望ならコロンビア大学とかでしょうか?