師走です

今年も残すところあと10日。早いものですね。12月は皆さんが大変忙しい月ですが、キーアーキテクツは11月が大忙しだったので、相対的には少し時間にゆとりがある気がいたします。先日は都内の鉄骨4階建て住宅の現場チェックに向かいました。お施主様の強い希望でホームエレベーター付きですので階段は省スペースになり、勾配がちょっときつめ。ますます使ってもらえなそうです!屋上には螺旋階段で上がります。江戸川橋駅から徒歩5分という利便性の代わりに、周りに建つマンションは7階~8階建でなかなか日射が入らない狭小立地です。これまたお施主さんの希望で鉄骨造ですが、なんと防火認定を取ったアルミクラッドの木製サッシ(当然トリプルガラス)をお施主様自ら見つけて来ました・・。はたしてこのプロジェクトは東京23区で省エネかつ快適に暮らす答えになるでしょうか?

 

今日は長谷の薪ストーブ屋さんのところにまたお邪魔しました。ゼンマイ式で電気を使わないペレットストーブ(写真右下)を扱っていますが、もうじき自家発電装置が組み込まれ、蓄電するタイプが登場します。現物を見せて頂きましたが、スターリンモーターとは違って音が一切しない発電機です。お土産にいただいたのは写真に写っている薪もどき。海外製のチップを固めてありますが、薪よりも重いです。何しろ発熱量は薪と比べて2倍だそうです。外の舗装道路に打ちつけてもびくともしない硬さ。今晩早速我が家の薪ストーブに放りこんでみたいと思います。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学