あっというまに10月ですね・・・。
鎌倉もずいぶんと涼しくなりました。まだ寒さとは無縁ですが、
どうしても試してみたかった
モミガライトを遂に自宅の薪ストーブに放り込みました。
モミガライトはもみ殻を唯一の原料とするバイオマス燃料で、先日広島のトロムソで製造機を見てきたばかり。含水量がとても低く、かなり高カロリーなため、広葉樹の薪ように燃えるだろうというのはあらかじめ予想していましたが、
実際に燃やしてみると想像を超えるパワーでした。
私が手に持っている長さ30センチのモミガライトが約1キログラム。太めの広葉樹の薪だと思っていただければ、これにいきなり着火はほぼ不可能なので、まずは新聞紙や使用済みの割り箸、針葉樹の端材などで着火します。ちなみにこの写真に写っているのはTONWERK LAUSEN AGの蓄熱薪ストーブです。燃焼庫内の温度はかなり上がっているはずですが、モミガライトを入れても20分位は引火しません(写真中央上)。そして30分くらい経った頃から、ようやっとめらめらと燃え始め、(写真右上)のように火柱が上がっているような状態に。それから2時間後、忘れたころにストーブの中を覗いてみると、まだまだ発熱中(写真左下)。翌朝は燃えカスが原型をとどめていましたが、簡単に崩れるのでEMぼかしのコンポストに放り込んでみました(写真左下)。そのまま庭や畑に撒いても良いでしょう。
お米を食べて、もみ殻燃料からもエネルギーを拝借、燃えカスは堆肥になるなんて、
なんて気分が良いのでしょうか!
結論から言うと、モミガライトと焚きつけ用の針葉樹(たとえば杉の間伐材)を常備していれば、ストレス無く薪ストーブライフが楽しめそうです。モミガライトは全国で販売しておりますので、是非お近くのお店からお買い求めください。薪と違って大変コンパクトにスタック出来るのと、室内に保管しても虫の心配が無いのが良いですね。
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