JR鎌倉駅西口から徒歩圏の、鎌倉歴史文化交流館へ行って参りました。
この建物、イギリス人建築家、ノーマンフォスター設計の個人邸が鎌倉市に寄贈され、今月15日に公共施設としてオープンしたもの。以前仕事関係でお会いした方のご厚意で、改修前のオリジナルの状態を見せて頂く機会がありましたが、その後随分時間が経ち、この度オープニングセレモニーに鎌倉市の小学校6年生が招待された事でその開館を知りました。
こちらは本館入り口。もともとガレージの扉だった部分が正面玄関となりました。
こちら別館。展示の大部分は本館の方にあります。
建物内部ではブロンズの建具や、透明の石の後ろに光源を仕込んだ人口大理石の壁、ブラウン管をリサイクルしたガラスブロックなど、温熱環境は一切無視ですが贅をつくした意匠が至る所に見受けられます。これらは全てオリジナルデザインですので、個人邸というよりも、もともと美術館のような空間にオーナーさんが住んでいたという表現が正しいかと思います。エネルギーを湯水のように使って空調しているはずですので(笑)、皆さん是非夏の鎌倉散策の合間に涼みに行ってみては如何でしょうか?!