黒部のパッシブタウン三期のK棟がこの度アメリカの省エネ認証LEED for Homesでプラチナを取得しました。LEED for Homesは3階建て以下の住宅建築が対象で、国内での認証はこのK棟が初めての事例となります。そしてスコアはなんと95.5ポイント (version2008)。余裕でプラチナ認証となりました。
K棟はパッシブハウス認定を取得したJ棟と同じ断熱仕様で施工され、アメリカのEnergy Starによる温熱計算を行った事で高スコアとなりました。リノベーションプロジェクトであるため、躯体のコンクリート構造がリサイクルされた点などもスコアに反映されています。これでキーアーキテクツが手掛けたJ棟K棟共に省エネ性能に関して国際的なお墨付きをを頂く事が出来、チーム一同心より安堵しております。認定取得にあたり、ご尽力いただいたヴォンエルフ及び、松井建設の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
写真は12月14日にパッシブタウンにて行われた記者発表及び、LEED認証の授与式の様子。一般社団法人グリーンビルディングジャパンの平松氏(写真左)よりプラチナ認証が正式に送られました。