DesignPHで見える事

最近はオンラインセミナーでデモンストレーションをする機会も増え、まあまあ使いこなせるようになってきたDesignPH2。今日は狭小地域に建つ住宅の日射の入り方をシミュレーションしました。今日は中くらいの解像度で、1枚の窓に対する解析ポイント数は4です。画像右にあるShading mask diagramは、室内からガラスを介して外を眺めた状態。月毎、時間毎の日射の取得状況が判るので、パッシブデザイン極めたい人は是非チャレンジしてみてください。

DesignPHはスケッチアップの拡張ツールなので、ジオロケーション機能を使うと、物件の周辺の航空写真を下絵として読み込むことが出来ます。とはいえ、住宅街ですとそれほど遠くまでモデリングしなくても大丈夫です。

余談ですが北側の屋根に設けた天窓からは、こんな感じで日が入ります。もろに冷房負荷を増やしてしまうので、遮蔽スクリーンが無いタイプはやはりオススメ出来ませんね・・・。(森)

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

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東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学