フランク・ロイド・ライトの弟子、遠藤新が設計した個人邸が葉山にありました。
1928年に完成した加地邸ですが、今年大規模な修復が終わり、この秋から民泊として利用が出来るとの事で、早速オープンハウスにお邪魔してきました。
落水荘を彷彿とさせる水平に伸びる、実にリズミカルな軒と屋根。銅板の緑青と大谷石で堂々とした佇まいです。個人的には地下に新しく設けられたゴージャスな浴室がナイスアイディアだと感じました。宿泊料金もそれなりの設定ですので、やはりゴージャスなお風呂は必須だと思います。しかしこの完成度の高い建築物に、新しい要素を足し合わせるのは大変難しい仕事だったと察します。是非守って受け継いでいきたい建物ですね。
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