六花荘整いました!

先日は待ちに待ったSOLIDさんの家具が六花荘に搬入されました。2か月半程前にショールームで打ち合わせをして、同じモデルの現物を見ながらデザインや材種を選びましたが、実際に見るのはやはりドキドキしますね。

今回はダイニングセットと、オープンシェルフを作って頂きましたが、ブラックチェリーの木肌がとても良いですね。節有りで注文しましたが、樹脂の穴埋めが透明感のあるダークブラウンで、見とれてしまう美しさ。とっさに脳裏をよぎったのは、ドイツで昔訪ねたブラウボイレンのBlautopf (青の湖)なんです。ずっと覗き込んでいたら、なんだか吸い込まれてしまいそう、そんな埋め木って(笑)。

そしてテーブルとシェルフの組み立てが終わって最後に運び込まれたダイニングチェアーなのですが、とんでもないサプライズが。なんと、私が選んだミナ・ペルホネンのタンバリンの生地が、裏表逆だったんですね。この生地一応メーカーさんがどっちが表か定義はしているのですが、生地としては同等なのです。今回の生地は濃いグリーンと濃いブルーの2面でしたが、私が裏面の色を記憶していなかったために、家具屋さんから電話で確認が来た際、即答出来ず、「えーっと濃い色の方です」と言ってしまって(涙)。しばらくは動揺が収まりませんでしたが、カバーリング仕様だったので、SOLIDさんが「こっちのイメージだったんですね」と生地を裏返して付け直してくれたのです。その結果、ブラックチェリーの色により合うのは濃いブルーに思えてきたのですね。ということで、一件落着でございました。

こちらは家具搬入の前日に、この広い空間で遊んでみようと、RICOHさんの超短焦点プロジェクターを設営してみた時の様子です。このイルカの映像の後は、Youtubeのヨガレッスンを投影してエクササイズしました(笑)。

 

最後に、まだここで過ごす時間は僅かですが、こんな素敵な賃貸物件が日本全国にあったら、子育て世代が無理やりローンを組んでローコスト戸建て住宅を建てる必要性も無くなって、高性能な建物だけが次世代に受け継がれるのになって、本気で思いますね。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

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東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学