土壁暖房パネルの施工が始まりました。

これなんだかわかりますか?

チクタクバンバンを連想するのは私だけ?

(歳がバレますね・・)

あの目覚まし時計のおっさん、せわしなくて本当に嫌いでした(笑)。

これは土をとてつもない高圧でプレスして製造されたパネルで、温水配管を効率よく巡らせるように掘り込みがついているものです。壁にビス止め(写真はワッシャーを併用)してこれからパイピングを行います。ヨーロッパでは天井に取り付けて冷水も流してしまうのですが、日本の気候だと結露の問題もあるので、暖房専用の使い方になるかと思います。パイピングの後、砂漆喰、ファイバーメッシュ中塗り、漆喰仕上げと進んでいきます。

ちなみに今回の温水壁暖房の熱源はペレットストーブです。キーアーキテクツ案件ではこれまでも何度か採用されている、イタリアのKlover社製で、燃焼エネルギーの8割以上が温水出力に回るため、パッシブハウスでは給湯利用がメインとなりますが、折角なのでちょこっと壁暖房をこの土壁パネルでチャレンジすることに。お楽しみに・・・。

 

ちなみにチクタクバンバンはこんな感じのゲームでした(笑)。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学