茅ヶ崎の家Ⅲ竣工いたしました。

コロナやウッドショック、戦争の煽りを受け、大変長期化してしまった茅ヶ崎の家Ⅲのプロジェクトですが、この度ようやっとお引渡しとなりました。齋藤カメラマンから届いた竣工写真をアップいたしましたので、是非こちらをご覧ください。

今回の階段室は防火区画となるため、各住戸への扉はSD+塗装仕上げなのですが、「森さんは無彩色で纏めてこられるから」と、かなりポップな色を選ばれたお施主さん。「どうしてそんな色を許すんですか!」と私に呆れる施工の平沢さん(笑)。私だったら選ばない色。でもお施主さんがどうしてもと拘った色。毎日この扉を眺めて暮らすのも、私では無くてお施主さん。もし飽きたらいつか塗り替えたら良い訳で、きっと面白い写真撮れるかな、なんてどんと構えていたら、良い写真が撮れました(笑)。

ただでさえ難易度の高い木造3階建てですが、床レベルの数からすると、難易度は6階建て並みだったかと思います(笑)。BAUMの平沢さんと、その他大勢の協力業者の皆さん、そしてキーアーキテクツのメンバー、本当にお疲れさまでした!!

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学