土壁暖房の回路がようやっと動き始めましたので、サーモカメラで配管の位置を確認しながら、脱衣室のトイレリモコンやらタオルバーやらを取り付けております。なかなかドキドキしますね(笑)。
タオルバーに関しては、既製品だとピッチが合わないので、toolboxでミリメーター単位で長さを指定出来る真鍮のタオルバーを購入しました。あまりにも長い時間格闘していて壁中の温度が上がってしまい、どんどん不安になったので、一旦回路を切って、暫くしてから最終確認しました。という訳で、サーモカメラには冷水回路のように映ってしまっておりますが(笑)。こんな難易度の高い作業を新津組の堀内監督にさせてしまうのも申し訳ないので、施主自ら取り付けを行いました・・・。ということで、遂にタオルがバイオマスと太陽熱エネルギーでホカホカに。
本件は長野県の信州健康ゼロエネ住宅の補助金を頂いている関係で、先日県の取材が入りました。4K対応のカメラがこんなに小型化していることに驚いたと共に、インタビューのモデルが4K対応していないことが悔やまれ、出来上がりが恐ろしいばかりですが・・。
この取材に合わせて監督が壁の原寸大模型を倉庫から掘り出してくれ、山崎屋木工さんも窓サンプルを届けてくれました。追分の家で採用したネオマフォーム入りの窓サンプルは、丁度別の現場に預けていたそうで、今回はソリッドの木のタイプのサンプル貸出となりました。こちらのサンプルの外側は塗装仕上げではなく、サーモウッド仕上げですね。