2023年に沖縄初のパッシブハウス認定を取得した、名護市のうりずんハウスを1年半ぶりに訪れました。前回は換気装置の風量調整に立ち会うというドキドキのタイミングでしたが、今回はPHJ九州支部主催の勉強会への参加です。実は沖縄と台湾では気候がとても似ており、沖縄でパッシブハウスが完成した暁にはパッシブハウスを通じた両地域の国際交流に繋げたい!という思いもありました。
うりずんハウスのPHIのデータベース上の情報はこちら。
お施主さんから初めて本プロジェクトのご相談をいただいたのが2017年頃でしたので、あれから7年の歳月を経て、今回は台湾でパッシブハウスに取り組むJayをゲストとして迎えることが出来、ようやっとその夢が叶いました。とはいえ、このプロジェクトはお施主さんご夫妻による尋常ではない程の推進力と忍耐力無しには成功することは無かったでしょう。初めてパッシブハウスに挑む沖縄の設計士さんと二人三脚で歩み、沖縄の施工者さんを説得し続けた労力は称賛に値します。勿論、私もただ待っていた訳では無く、裏方として内地から出来る限りのサポートをしておりましたが、どちらかと言うと「待てば叶う」ですね(笑)。
次回は10月に皆で台湾を訪問する話まで持ちあがり、PHJ沖縄/台湾支部の発足も秒読みかもしれませんね。パッシブハウスを合言葉に、国境を越えて省エネ運動が連携していくことを、願って止みません・・。
当日取材に来てくださった沖縄タイムス住宅新聞の記事はこちら。