2019年
7月
24日
水
8月1日に長野県内の2軒のエコハウスを見学するバスツアーをPHJ北陸支部で企画いたしました。軽井沢で新築のパッシブハウス(軽井沢南ヶ丘パッシブハウス)と、諏訪でリノベーションによるエコハウス(リビセンエコハウス)を訪れます。両方ともPHJエコハウスアワード2019の受賞作品です。
既に半数が実務者で埋まっていますが、一般の方も是非どうぞ。
子連れもOK、軽井沢集合&解散です。
2019年
7月
15日
月
オーストリア出張の序に、私がドイツに留学していた2000年から注目している建築設計事務所、Baumschlager & Eberleの新社屋をLustenauに訪ねました。
彼らの集合住宅はとても規則正しいファサードデザインの中に温かみがあり、一方建築の内部は光の拡散を最大限に生かしたミニマムな素材と色による神秘的ともいえる空間で、学生時代にとてもあこがれた存在でした。
彼らは当然幾つかのパッシブハウスも手掛け、建築総工費の中の設備コストの割合にも頭を悩ませていたそうです。ある日Eberle氏のアイディアで、冷暖房換気設備の一切無い建物を成立させようという事になり、大半のエネルギーコンサルタントは無理だと断ったにも関わらず、建物の蓄熱性能と窓開けによる通風とナイトパージと自動制御で、これを成立させてしまったのです。