信濃追分の家

House in Shinano Oiwake 2023

プロジェクト概要

 

敷地面積 :519.61㎡ 

延床面積 :129.58㎡ 

工法・構造 :木造2階建て

竣工年月 : 2023年3月

設計 : KEY ARCHITECTS Co., Ltd.

施工 : 株式会社 新津組

2024年

2月

10日

木質ペレットの炎を知って欲しくて

待ちに待ったペレットバーナーがイタリアから届きましたー!

屋外専用で、海外だとカフェとかで暖を取るように使ったりするようですね。早速着火してみました。ステンレス製の筒の中に、木質ペレットをたっぷり詰め、着火用に少し、化石燃料由来のものをぶっかけます(涙)。

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2024年

1月

24日

見学ツアーのご案内

明日から一般申し込みとなります軽井沢の視察ツアーのご案内です。

昨年11月末に開催したところ、とても好評だったということで、この冬2回目の開催となりました。戸建て住宅を供給している事業者さんの参加率が高いのですが、いざ参加してみると、木下さんのところでまず事業者としてどのような職場環境を提供するべきなのか?という宿題を与えられ、追分の家では自らのライフスタイルをどうやって転換するのか?という宿題が出るという、「顧客へのサービス」だった筈の省エネ建築というテーマが一気に自分事になってしまうという意味で、面白いツアーです。それぞれの物件でのミニセミナー、ランチにバス代も含んでの参加費なのですが、損はしない筈❤ 

前回好評だったので、追分の家ではテラスでオリジナル・レシピのホットワインお出ししますね!

240115_パッシブハウス軽井沢視察ツアーLLL.pdf
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240215_パッシブハウス軽井沢視察ツアーLLL.pdf
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2024年

1月

20日

土壁暖房回路が始動しました!(続編)

土壁暖房の回路がようやっと動き始めましたので、サーモカメラで配管の位置を確認しながら、脱衣室のトイレリモコンやらタオルバーやらを取り付けております。なかなかドキドキしますね(笑)。

タオルバーに関しては、既製品だとピッチが合わないので、toolboxでミリメーター単位で長さを指定出来る真鍮のタオルバーを購入しました。あまりにも長い時間格闘していて壁中の温度が上がってしまい、どんどん不安になったので、一旦回路を切って、暫くしてから最終確認しました。という訳で、サーモカメラには冷水回路のように映ってしまっておりますが(笑)。こんな難易度の高い作業を新津組の堀内監督にさせてしまうのも申し訳ないので、施主自ら取り付けを行いました・・・。ということで、遂にタオルがバイオマスと太陽熱エネルギーでホカホカに。

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2023年

12月

27日

土壁暖房回路が始動しました!

軽井沢は最低気温が氷点下の日が続いています。先週末の積雪の名残はもう無くなりそうですが、明け方はこんな景色です。さて、師走の大忙しの時期に、やっとこさエコモの三原さんと千葉さんを捕まえることが出来(笑)、遂に土壁暖房回路の試運転が出来る日がやってきました。

 

こちらの土壁暖房パネル、土を焼かずに高圧でプレスしたもの。ドイツのメーカーさんから試験的に1パレット分出荷して頂きました。建物の外皮性能がパッシブハウスに向かっていく過程で、エアコン式の空調機でも不快感は解消されていくので、床からの輻射暖房の重要性も薄れていく訳ですが、追分の家のように、バイオマスや太陽熱由来の温水があるケースで、「ちょこっと輻射暖房」の導入で冬場の夜間のヒートポンプ稼働時間を更に切り詰められる可能性も視野に入れての今回のトライアルです。追分の家では1階の北側に面した和室と、2階の脱衣室に土壁パネルを配置しました。1階の和室は居室の中で一番日射取得が少なく、ゲストルームとして締め切って使用するケースがあるため、そして2階の脱衣室は服を脱ぐ場所且つ一種換気の排気経路にあるため、少し体感温度を上げられる手段があると快適性がぐっと上がるはずですね。

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2023年

11月

13日

国際PHオープンデー2023

11月10日~12日の3日間で開催された国際PHオープンデーに追分の家で参加いたしました。丁度軽井沢は紅葉真っ盛りで、外気温も低く、とても良いタイミングで公開することが出来ました。

信濃追分の家のパッシブハウス認定は、現在PHIで審査中なのですが、その完了を待たずに、PHIによる今年のオープンデーのプレスリリースで紹介されちゃいました(笑)。という事は、認定が下りないって事は無いかなあ、と勝手に楽観的になってしまっておりますが・・。

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パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学