2016年
8月
11日
木
今年6月より、富山県内の集合住宅のリノベーションの設計監理が始まりました。先週は室内の壁仕上げに関して、ゼネコンの監督と現場打合せ。キーアーキテクツの設計図書には、既存コンクリート壁をジャンカ補修程度でペンキ塗りと記載してありましたが、ゼネコンの現場監督さんからは、そんなラフな仕上げ信じられない!という意見が。じゃあ試しに塗ってみよう、という事になって、2面サンプルを作って頂きました。まずは下の写真が監督さんがお勧めする仕上げ方法。左官でかなり綺麗に下地を作って下さり、その上にペンキ仕上げ。北側の窓から入った光が拡散する雰囲気がとても素敵ですね。
次にキーアーキテクツ指定の壁仕上げ。コンクリートを打った際のセパレーターが飛び出していると住まい手がけがをしてしまう可能性があるので、そこはグラインダーで飛ばしてもらい、あとはそのまんまペンキ仕上げ。良いと思うけどな。リノベっぽくて。
本当にこんなんで良いんですか?!と何度も聞く監督。
良いんじゃないですか?とキーアーキテクツ。
でも平行線・・・。
もう施主に加勢してもらうしかないですかね。
地方都市にもこんな賃貸物件があったら嬉しくないですか?
竣工は来年の3月15日、なんと私の40歳の誕生日。
という事で30代の集大成として挑みます(笑)!