2022年

4月

04日

信濃追分の家が着工します

この、何もかもが困難な今という情勢の中、ご報告するタイミングもなかなか難しいなと感じながらも、スタートはスタートですので一応皆様にご報告です。この土地に出会ってから3年が経過しています。一旦は見送った土地の購入を決めたのはコロナが始まる前の12月でしたか。一生賃貸宣言をしたはずの私が、この度長野の地に家を建てることになりました。なぜこの場所なのか、なぜこのタイミングなのか、今後つらつらと綴りたいと思いますが、建てるからには体を張った実験住宅です(笑)。乞うご期待♡

2022年

4月

01日

鵠沼の家 竣工しました。

コロナ禍やウッドショックの煽りを受け、当初よりもかなり時間を要してしまいましたが、この度キーアーキテクツ設計の鵠沼の家が無事竣工いたしました。施工を担当されたBAUMの平沢さん、その他大勢の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

打ち合わせ当初より、鉄骨やRC打ち放しのような無骨なイメージを描かれていたお施主さんです。それをかなり予算がタイトな中、木造で実現するのは簡単では無かったのですが、お施主さんのアイディアによってかなり個性的な感じに仕上がりました(笑)。「ラフな感じの仕上がり=安価」というお施主さんの希望が大方打ち砕かれてしまうのは伴走していて一番辛かったところかもしれません・・・。

 

キーアーキテクツの過去の物件の見学会に沢山足を運んでくださっていたお施主さんですが、取得されたのは南から45度触れている難易度の高い立地で、1階の南東には隣家が迫っているため日射取得があまり見込めない中、性能としては年間暖房需要25kWh/m2を切るように設計いたしました。

1階の子供部屋は2ステップ下がった土間床となっており、天井高を高めにすることで将来的に子供部屋を二つに分けた際に、空間を立体的に使えるようになっています。ダクト空調と組み合わせた1種換気の給気の吹き出し口もそれに対応して2か所に配置。5人暮らしにはやや小さなおうちですが、仲良く快適にそして楽しく過ごして頂けると思います。個人的にはお施主さんが好んで選ばれたターコイズブルーが、奥様の出身地の沖縄の海を彷彿とさせます。2階のリビングからは江の島が見えますし、早くコロナ禍が収束して屋上デッキから鎌倉花火大会を眺められる日が来ますように・・・。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学