2018年

10月

30日

南が丘パッシブハウス見学会

この怪しい集団は一体???

去る10月13日(土)は竣工したばかりの南が丘パッシブハウス(設計:グローブ、施工:軽井沢建築舎)の見学会&セミナーが開催されました。軽井沢町では2軒目のパッシブハウス認定を目指す住宅となり、キーアーキテクツがパッシブハウス認定に必要なコンサルティングを行っております。当日の様子はPHJの関東支部勉強会のレポートをご覧ください!

セミナー後はBBQ懇親会を満喫。

その後なんと軽井沢パッシブハウスの見学会も実現しました!

準備してくださった皆様のご協力に感謝です・・・。

2018年

10月

08日

PHオープンデー2018

今年の国際パッシブハウス・オープンデーのバナー(PHJ版)が出来ました!

今年はなんと日本から21物件の参加がありますので、皆さん是非この機会にパッシブハウスの温熱環境を体験してみてください。

キーアーキテクツ設計の物件も全国で4カ所公開となります。

PHJのウェブサイトは今週オープン予定です。お楽しみに・・・。(森)

2018年

10月

01日

Armin Guensterとの再会

先日カールスルーエの建築学生を20名ほど率いて、私のシュツットガルト時代の元上司である建築家のアーミン・ギュンスター(Armin Guenster)が来日しました。

アーミンが当時共同代表を務めていたStuttgartの建築設計事務所、Mahler Guenster Fuchs Architekten (MGF Architekten) は、東京ドイツ大使館の設計者で、私は2000年から彼らの元で学生アルバイトとして設計コンペの模型を作っていました。アクリルと木が彼らの模型の主な材料でしたので、良く粉塵マスクを付けて卓上鋸で材料の加工をしていました。大使館のコンペに勝った直後、私はアーミンからのミッションで東京に飛び、ドイツ語の出来る現地パートナーを見極めるべく、岩村和夫さんや、彦根アンドレアさんの事務所を訪ねた事を覚えています。その後いろいろな方面からの政治的圧力もあり(笑)、実施設計を行う現地パートナーは日建設計に決まりました。大使館プロジェクトが本格始動すると、私はそのまま事務所に就職し、通訳者も兼ねながら、日建設計と、ドイツの外務省、国交省、ドイツ大使館、そして自分の所属する事務所の橋渡しをするべく、今思い返しても物凄く責任の重い仕事をさせて頂いていたのだなと思います。あの頃打合せで何度かお会いした日建設計の亀井室長は、現在社長になられました。

 

その後、MGF Architektenでも世代交代があり、現在のアーミンは大学での仕事の方がウェイトが高いようでしたが、相変わらずの熱意で最近のプロジェクトの話をしてくれました。実はパッシブハウスが大嫌いなアーミン(笑)、この間も竣工した建物のファサードのヒートブリッジが指摘されて訴訟問題になったそう!そんなこと、この日本じゃ絶対に起きないだろうな、こん畜生!と背後にあったガラス・ファサードを指さして笑いました。

 

彼らは今でも、設計コンペで勝ち取った仕事しか手掛けません。かなり強気な意匠設計者なので、訴訟はある意味慣れっこの様ですが、今思い返しても、彼らのディテールに対するこだわりは尋常ではありませんでした。十何年ぶりの再会でしたが、何となくお互い変わっているところもあれば、全く変わっていないところもあって、それは私にとって大変うれし懐かしの時間でした。(森)

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学