2023年
1月
27日
金
2023年
1月
07日
土
1月13日(金)放送の「ガイアの夜明け」にキーアーキテクツの森が登場いたします。その他大勢のパッシブハウス・ジャパンのメンバーも登場予定ですのでお楽しみに!
番組の公式サイトはこちら。
<放送日時詳細>
番組名:
日経スペシャル ガイアの夜明け
「寒い冬を乗り越える! ~最新版・省エネ生活術~」
○2023年1月 13日(金) 22:00~22:54(予定)
テレビ東京
BBCびわ湖放送、GBS岐阜放送、TSCテレビせとうち、TVAテレビ愛知
TVHテレビ北海道、TVN奈良テレビ放送、TVOテレビ大阪、
TVQ九州テレビ、WTVテレビ和歌山
○1月21日(土) 12:00~12:54
日経CNBC(CS)
○1月24日(火) 22:00~22:54
BSテレ東
○その他の地方局
SBC 信越放送 ㈱ 2023/01/28 16:00~16:55
○ネット配信
・テレ東BIZ 地上波放送終了後~無期限
・パラビ 地上波放送終了後~1年間
・ネットもテレ東/TVer/GYAO 1月20日~1月 27日
★TVerでは 地上波同時配信あり(リアルタイム 1月13日 22:00~22:54)
2023年
1月
03日
火
新年あけましておめでとうございます。
2022年は本当に大変な一年でした。
なによりもお施主さんがとても大変な年だったかと。
そしてキーアーキテクツ史上でも一番大変だった年かもしれません。
でもおかげで「雨降って地固まる」年だった気がしています。
コロナ自粛もみんなそろそろ飽きてきて、冬眠から目覚めた熊のごとく、
沢山の素敵な出会いと発見のあった春のような年だったかもしれませんね。
さて、私は年末年始に溜まった宿題をこなすいつも通りの年越しなのですが・・。
これは本当に正月休みにやっつけないと!と思っていた大仕事の一つ。
知床の森に落ちていた蝦夷鹿の角を内部扉のハンドルに加工するのですが、この三次元の造形物を(しかも極力左右対称に)角度決めするという難易度の高いミッションです。いつもお世話になっている建具屋さんも、これに関しては責任を取りたくないということで(笑)、自分で決めなければならなくなり。
とりあえず無印良品で買ってきた台所用スポンジを挟んでヘアゴムでぐるぐる巻きにして、向きや角度を整えた後、やむなく切り落とす部分をレーザーで墨出し。これから大町商店街の革やさんに持ち込み、穴あけ加工&ハンドル部分には鹿革が巻かれます。今からもう出来上がりが楽しみ過ぎる訳なのですが、毎年春になると北海道の森の中で膨大な数の鹿角がフリーフォールするのですから、上手に活用したいですね。
というわけで、相変わらず面白いこと、難しいことにチャレンジする癖が治らず、設計業務のスピードが上がらないキーアーキテクツ。2023年の新規案件着手は難しい状況となっております。どちらかというと、やる気のある設計スタッフ募集中(働くお母さん優遇)です♡
2022年
12月
17日
土
これなんだかわかりますか?
チクタクバンバンを連想するのは私だけ?
(歳がバレますね・・)
あの目覚まし時計のおっさん、せわしなくて本当に嫌いでした(笑)。
これは土をとてつもない高圧でプレスして製造されたパネルで、温水配管を効率よく巡らせるように掘り込みがついているものです。壁にビス止め(写真はワッシャーを併用)してこれからパイピングを行います。ヨーロッパでは天井に取り付けて冷水も流してしまうのですが、日本の気候だと結露の問題もあるので、暖房専用の使い方になるかと思います。パイピングの後、砂漆喰、ファイバーメッシュ中塗り、漆喰仕上げと進んでいきます。
ちなみに今回の温水壁暖房の熱源はペレットストーブです。キーアーキテクツ案件ではこれまでも何度か採用されている、イタリアのKlover社製で、燃焼エネルギーの8割以上が温水出力に回るため、パッシブハウスでは給湯利用がメインとなりますが、折角なのでちょこっと壁暖房をこの土壁パネルでチャレンジすることに。お楽しみに・・・。
ちなみにチクタクバンバンはこんな感じのゲームでした(笑)。
2022年
12月
11日
日
12月10日の島根県松江市での講演会の会場に向かう途中、運河沿いにレンガ造らしき雰囲気の良いカフェがあったので、ふらっと立ち寄った際の出来事です。
カフェオレを注文して窓の外を見ると(よりによって雰囲気ぶち壊しの網入り硝子!)、運河の向こうに石造の洋館が見えました。
その建物を眺めながら、そういえば島根県に長野宇平次設計の建築はあるのかしら?と思い立ち、スマホで検索したところ、なんと、まさに私が眺めていたその建物が、それであったという一大事でした!
旧日本銀行松江支店、現在はカラコロ工房としていろんなショップや工芸体験施設が入ったスポットとして利用されています。実は1988年に一旦取り壊しが決まったものの、松江市の市民の皆さんの保存運動により、取り壊しを免れた建築だったのです。松江市民の皆様、本当にありがとうございました。
内部は銀行の面影が残る内装と、他の日銀支店同様の天窓が配置されていました。地下には当時の金庫が!アテンドして頂いた島根県のパッシブハウス・ジャパンのメンバーと記念撮影も。今回ご依頼いただいた講演会ですが、当初はスケジュールが合わず、かなりお待ちいただいての開催となりましたが、今思えば導かれていたのかなあと。本当に偶然ってあるものですね・・・。
今回の講演会は「健康で快適な家づくりセミナー」と称して、高齢者の介護の現場にお詳しい島根県介護支援専門員教会の石飛理事長や、島根県住まいづくり協会の木村さん、島根県建築士会専務理事の坪倉さんとのパネルディスカッションも行われ、省エネのみならず、高齢者が健康的に安心して暮らせる環境、若い人が暮らしたいと思うまちづくりの取り組みなど、沢山のテーマに触れることが出来、私自身もこのようなトークセッションの重要性を再確認することが出来ました。(森)