2024年

7月

11日

少年少女よ、大志を抱け!

めしのタネというウェブサイトと社団法人を運営している私の大学時代からの知人が、子供達のために様々な職業人にインタビューする企画を続けており、私のこれまでの人生の紆余曲折に関するインタビューがこの度公開となりました。まあ人生いろいろあるよねーという事で、大人の皆さまはご笑覧頂ければ幸いです❤

 

そして少年少女よ、大志を抱け!

Boys and girls, be ambitious!

 

めしのタネのサイトはこちら。

 

2024年

7月

05日

うりずんハウスで国際交流を!

2023年に沖縄初のパッシブハウス認定を取得した、名護市のうりずんハウスを1年半ぶりに訪れました。前回は換気装置の風量調整に立ち会うというドキドキのタイミングでしたが、今回はPHJ九州支部主催の勉強会への参加です。実は沖縄と台湾では気候がとても似ており、沖縄でパッシブハウスが完成した暁にはパッシブハウスを通じた両地域の国際交流に繋げたい!という思いもありました。

 

うりずんハウスのPHIのデータベース上の情報はこちら

お施主さんから初めて本プロジェクトのご相談をいただいたのが2017年頃でしたので、あれから7年の歳月を経て、今回は台湾でパッシブハウスに取り組むJayをゲストとして迎えることが出来、ようやっとその夢が叶いました。とはいえ、このプロジェクトはお施主さんご夫妻による尋常ではない程の推進力と忍耐力無しには成功することは無かったでしょう。初めてパッシブハウスに挑む沖縄の設計士さんと二人三脚で歩み、沖縄の施工者さんを説得し続けた労力は称賛に値します。勿論、私もただ待っていた訳では無く、裏方として内地から出来る限りのサポートをしておりましたが、どちらかと言うと「待てば叶う」ですね(笑)。

次回は10月に皆で台湾を訪問する話まで持ちあがり、PHJ沖縄/台湾支部の発足も秒読みかもしれませんね。パッシブハウスを合言葉に、国境を越えて省エネ運動が連携していくことを、願って止みません・・。

 

当日取材に来てくださった沖縄タイムス住宅新聞の記事はこちら

2024年

6月

24日

NOiL 中条共創の森イノベーションラボ

キーアーキテクツがエネルギーコンサルタントを務める、新潟県中条市のNOiLの竣工式典にお招きいただきました。施主はJX石油開発さん、設計は小山さん率いるキーオペレーションさん、施工はPHJメンバーの池田組さんです。

 

式典には新潟県知事や中条市長も参加され、多くのメディアや研究機関の方が参列されていました。元々石油を掘ることに特化した企業が、省エネやクリーンエネルギーを模索する2軸経営を宣言したことは、地元では大きな注目を集めている様子が伺えました。

 

 

同じ週の週末には一般向けの見学会が開催され、3日間で多くの方が訪れたようです。今回は基本設計が固まった段階でパッシブハウス認証のお問合せを頂き、建物が東側に開いたデザインであったこと、床面積に対して外壁の表面積が非常に多い設計となっていたことが起因して、山崎屋木工さんの最強の木製サッシをもってしても、パッシブハウス基準にはやや届かず、ローエナジービルディングの基準を目指すことになりました。着工後も現場で細かい変更等が常ですが、施工の池田組さんがPHPPを理解しているため、温熱的に有利側になるように気を利かせながら変更をかけてくれていました。

コンサルタントとして一番ドキドキしていたのは、こちらの6連の窓でパッシブハウスの気密性能の基準をクリア出来るか?でしたが、追分の家で培ったノウハウで山崎さんはいとも簡単に(笑)?クリアされました。勿論躯体の施工精度もそれをサポートしています。両引き分けで中央の4枚がスライドしますので、迫力満載ですね。窓枠のUf解析の数が非常に多く、とても大変でしたが、中間期は是非窓を解放して外部と繋がった状態で建物を使って頂ければと思います。

2024年

5月

21日

HAVAC KOREA 2024にて登壇いたします

この度、HVAC KOREA 2024の開催期間に行われる Japan-Korea Joint Building Technology Forumに森みわが登壇いたします。今年4月にパッシブハウス・ジャパンの理事に就任した三原正義氏と共に、韓国空調学会からご招待頂きました。日本代表として交流を深めて参りたいと思います! なお、渡航の速報は5月31日開催のPHJ理事セミナー等で予定しております。

2024年

5月

15日

外構工事も終盤です

先日庭蒼さんに施工して頂いた、追分の家の駐車スペースの緑化ブロックの隙間の客土には、ダイカンドラの種を混ぜているのですが、私の気が短すぎるのか(笑)、待てど暮らせど芽が出てこず、もともと石積みの手前に確保しておいた植栽スペースに、取り急ぎフェスツカグラウカという、青みがかった玉竜のような植栽を植えて頂きました。黒い浅間石には黒竜!と決めていたのですが、庭蒼さんの粋な提案にあっさり気が変わりまして。早くマリモみたいにふっくらしないかしら❤

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学