2018年

4月

29日

中国弾丸出張

相変わらず、天安門広場にすら行けていない中国弾丸出張ですが(笑)、今回は北京から高速鉄道に乗りました。来るまでは3時間以上かかるような場所に、30分で着いてしまいましたし、車両もドイツのICEを思わせる洗練されたデザインで、とても快適です。ただ、問題は外国人利用者はチケット購入のハードルが非常に高い事です。パスポートの提示も必要で、現地の方にお願いしないとネット予約はほぼ不可能です。やっとの思いで手に入れたチケットにはパスポート番号や氏名も印字され、乗車時には飛行機の国外線か?と思うようなセキュリティチェックもあり、予定の列車に乗り込むまでが本当に大変でした・・。

中国では現在、省エネ化がものすごいスピードで進んでいます。風力発電の発電量は世界1位ですが、創エネだけでは無く、省エネの政策を政府が打ち出しており、パッシブハウスを建設すると床1平米当たり500元程の補助金が出るだけでなく、行政区によっては、通常よりも高い価格で住戸(マンションが主ですが)を販売する権利、竣工前に住戸を販売する権利も得るそうです。下記の写真はとある高層マンションをパッシブハウス化している最中です。流石に日本よりも冬の寒さは厳しいですが、トリプルサッシを採用すれば、外壁の外断熱厚みが200mm程でパッシブハウス仕様になります。

ただ、建物の気密化に伴い、従来型の住宅設備の見直しも必要で、例えばキッチンに設置されたガス瞬間湯沸かし器のような機器はFF式に変更したり、各住戸のレンジフードからの排気を繋ぐ中央排気塔(これは中国特有の考えに基づきます)からの逆流等を防ぐため、ダンパーを設けたり、住戸内を正圧にする工夫をしなければなりません。これから中国でパッシブハウスを視野に入れた新しい住宅設備がどんどん開発されそうな予感がしていますし、私達もそのお手伝いをしています。そしてこのような動きが、最終的に腰の重い日本の大手メーカーを動かす原動力になれば良いと願っています。(森)

2018年

4月

22日

パッシブタウン3期の特別番組

去る3月25日に富山県内で放送された、KNB制作のパッシブタウン3期の特別番組のDVDが鎌倉に届きました。LEED認証の現場チェックのためにアメリカから来日したスティーブによる気密測定などが事前に撮影されていたため、どちらかというとJ棟のパッシブハウス認定よりもK棟のLEED認証の方がクローズアップされていた感はありますが、パッシブデザインを駆使した集合住宅の断熱改修の具体的な手法とその意義をきちんと理解され、咀嚼して番組として伝えようとしてくださったテレビ局のディレクターの熱意に感謝申し上げます。

とある方のご厚意で、テレビ局から頂いたDVDディスクを20枚コピーいたしました(なんと私のミスでブルーレイに焼いてしまいましたが・・)。視聴をご希望される方はキーアーキテクツまでお問い合わせください。着払いで貸し出しいたします。(森)

2018年

4月

16日

学生アルバイト急募!

やる気重視です!

キーアーキテクツでは定期的に鎌倉に通える建築学生のアルバイトスタッフを急募しています。仕事は多岐にわたり、模型製作あり、図面作成あり、エネルギーシミュレーションあり、事務仕事ありですが、将来の建築デザインの仕事に役立つノウハウが学べると思います。英語の読み書きがスムーズな人も大歓迎。優秀な人は卒業後、そのまま正規採用も検討します。

まずはEメールにてお問い合わせください。

2018年

4月

09日

誕生日祝い

33才の誕生日を仕事の合間に祝ってもらいました!

今年でKEY ARCHITECTS 4年目に突入。ますます設計でパッシブハウスをお伝えできるように日々頑張っていきたいと思います。

ちょうどレオ君の中学入学式と同じ時期だったので、みんなでおいしくいただきました。

 

(杉浦)

2018年

4月

05日

綱島の家(仮称)竣工写真撮影

先月末無事に引き渡しさせて頂いた綱島の家(仮称)の竣工写真を本日撮影しました。

天候はあいにくの曇りでしたが、その分内観写真は柔らかい光で優しく撮ることができました。撮影はいつもお願いしております、齋藤さんです。

 

朝早くから日の入りまでの長丁場の撮影でしたが、

途中、お施主さんに差し入れをいただきました。

 

近々、HPにて全貌が掲載されます。

 

(杉浦)

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学