2017年
8月
20日
日
そろそろ夏休みも終わりですね。皆さん宿題は終わりましたか?
子育てをしていると、大人の私もこの時期なんとなく
溜まっている宿題をさばきたくなるのですが・・・(笑)。
8月3日から渋谷のヒカリエにて、D&Departmentが企画する”これからの暮らしかた-Off-Grid Life-”という展示会がありまして、私自身も富山県代表として展示して頂いているのにまだ足を運べていません。これ、溜まっている宿題の一つです。
そして今年の夏の爆弾自由研究は、”第二回パッシブハウス・アジア・カンファレンス”です。自分でテーマを見つけてみたものの、いざ取り掛かってみると壮大過ぎてあとで後悔するパターンですね(笑)。でももう後には引けません。既に350名を超えるお申し込みを頂いていて、今でも参加希望のメールが国内外から寄せられています。”省エネルギーの運動は、平和運動である”、この私の信念を貫くべく、中国、韓国をはじめとする隣国の皆さんと、パッシブハウスをキーワードに、顔の見える国際交流を始めることを決意しました。地域の安全を守るために、民間レベルでも出来ることがある、そう信じています。
一方で、無事に終わった宿題もあります!
富山県黒部市のパッシブタウン第三期街区のリノベーションプロジェクトは無事に完了しまして、今週末はパッシブタウンの街開きとあいなりました。キーアーキテクツ設計担当のK棟/J棟の詳細は、こちらをごらんください。
こちらはK棟増築部分に完成した、コミュニケーションセンター。住民や地域の方が利用できるキッチンを完備、太陽熱温水器や木質ペレットの調理器を軸としたユニークな設備設計で、4kWの太陽光発電と12kWhの蓄電池を搭載しているため、オフグリッド運転に近い状態となっており、災害時も自立運転で煮炊きしたりお湯を作ったりが可能です。アイランドキッチン部分は可動式で、下記の写真はセミナー形式での利用の際のレイアウトとなっております。
2017年は皆様のお蔭で、大変中身の濃い(やや濃すぎる)夏を過ごさせて頂いておりますが、夏バテに注意して最後まで乗り切りたいと思います。皆様も体調など崩されないよう、くれぐれもお気を付けください!