2022年
12月
17日
土
これなんだかわかりますか?
チクタクバンバンを連想するのは私だけ?
(歳がバレますね・・)
あの目覚まし時計のおっさん、せわしなくて本当に嫌いでした(笑)。
これは土をとてつもない高圧でプレスして製造されたパネルで、温水配管を効率よく巡らせるように掘り込みがついているものです。壁にビス止め(写真はワッシャーを併用)してこれからパイピングを行います。ヨーロッパでは天井に取り付けて冷水も流してしまうのですが、日本の気候だと結露の問題もあるので、暖房専用の使い方になるかと思います。パイピングの後、砂漆喰、ファイバーメッシュ中塗り、漆喰仕上げと進んでいきます。
ちなみに今回の温水壁暖房の熱源はペレットストーブです。キーアーキテクツ案件ではこれまでも何度か採用されている、イタリアのKlover社製で、燃焼エネルギーの8割以上が温水出力に回るため、パッシブハウスでは給湯利用がメインとなりますが、折角なのでちょこっと壁暖房をこの土壁パネルでチャレンジすることに。お楽しみに・・・。
ちなみにチクタクバンバンはこんな感じのゲームでした(笑)。