2019年

2月

22日

2月の弾丸ドイツ出張

今年の9月下旬に中国にて開催の第23回国際パッシブハウス・カンファレンスに向けて、世界各国から寄せられた約300の発表原稿の中から、実際に発表が認められる原稿を選び出す委員会に参加するべく、ドイツに渡航しました。私自身も発表原稿を出しているのですが、当然自分の原稿に関する審議には参加することが出来ません(笑)。私は今回初めての参加ですが、顔なじみのメンバーばかりで、とても和やかな雰囲気です。写真中央の一番奥にいらっしゃるのがファイスト博士です。木製パッシブハウス窓のスペシャリスト、フランツも発見。木製ネクタイが目印です。

2日間の委員会を終えて、皆で最後に駅前のイタリアンレストランに流れました。それでも皆議論が止まりません(笑)! 今回はヨーロッパ圏外からはカナダ、アメリカ、ニュージーランド、日本、そしてカンファレンス開催地の中国のパッシブハウス推進団体への参加要請がありました。パッシブハウス研究所は、観光客には余りなじみのないダルムシュタットという町にあります。そして駅舎の中のキオスクに、"Passivhaus"という雑誌が置いてあるのは、この町だけの特別な事では無く、ドイツ全土のキオスクで大抵目にすることが出来ます。セルフビルドのための雑誌もこちらには多いですが、そのような雑誌でもたまにパッシブハウスや高気密高断熱に関する特集を見かけます。環境先進国ドイツの底力を感じる瞬間です。

 

今回の渡航に合わせて、ミュンヘンでの憧れの建築家との再会や、ローゼンハイムでのヒートブリッジ解析ソフトWinIso2Dのプライベートレッスンも実現しました。

久しぶりに頭がパンク状態。咀嚼に暫く時間を要しそうです・・・。

2019年

2月

07日

堀部さんからのメッセージ

今日鎌倉にいるから!と突然の堀部さんからのメッセージ。訳も分からず近所の堀部デザインっぽい物件に当たりを付けて、自転車を押して行ってみると、大町の神輿やお囃子でご一緒しているご近所のご家族のお家でした(笑)。突然押しかけて、おいしいお料理とお酒を沢山頂いてしまった後の記念撮影・・・。素敵な時間でした💛

 

そして翌月には堀部さん設計の都内の住宅の見学会にもお誘い頂きました(下記)。とても手の込んだディテールの開口部は夏と冬の省エネを考えながらデザインされていました。そして年に数回施主が脚立に上って外部建具を開け閉めするというアナログな感じが、とてもシンプルで楽しそう、と感じました。そして石を基調としたエントランス空間は、その照明や家具のデザインと相まって、昨年訪れたライトの落水荘をも連想させるcozyな空間でした。

 

余談ですが、2019年6月にオープン予定のつくば里山住宅博では、伊礼さん・堀部さん・森が設計を手掛ける3つの住宅が超が付く近距離で三角形を形成しています(別名:魔の三角地帯 by 伊礼さん)。お楽しみに・・。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン
東北芸術工科大学