2013年
10月
22日
火
10月21日(月)に奈良県橿原市の木灯館(キーアーキテクツ設計)にて、JICA企画の研修ツアーのプログラムとして、パッシブハウスジャパンのセミナーを行いました。参加されたのはアルジェリア、ブラジル、チリ、セルビア、マケドニア、サウジアラビアからの行政関係者、ほぼ全員が自国の省エネ政策にかかわる部署におられます。幸運にもサウジアラビアとブラジルを除き、参加国の冬の外気温は奈良県橿原市とそれほど変わりませんでした。したがって、自国の気候でも是非応用したい、という声を何人かの方から頂きました。一方、夏は外気温こそ高いものの、比較的乾燥している地域の方ばかりでしたので、私達からするとうらやましい限りでした・・。十津川村からは林業振興顧問の菊政様にご参加いただき、村でのこれまでの取り組みに関してご紹介いただきました。4時間にわたるセミナーでしたが、意見交換の時間を十分に取ることが出来、私達にとっても大変貴重な国際交流の場となりました。関係者の皆様、誠にお疲れさまでした!
2013年
10月
07日
月
今年の6月頃だったでしょうか、汐文社の児童書「これからのエコ企業」の取材チームに鎌倉まで来ていただきました。
そしてつい先週ゲラが上がってまいりまして、こちらから校正をお返ししたところですが、
この世の中に五万とある企業の中から、
私たちのようなちっぽけな会社をクローズアップして頂けるというのは、
本当に光栄なことです。
全4巻からなるこのシリーズで、
私たちキーアーキテクツは第2巻の「未来のエネルギー」にて
紹介していただけることになりました!
「1巻/人と環境にやさしいものづくり」(10月上旬発売)
「2巻/未来のエネルギー」(11月上旬発売)
「3巻/暮らしに安全を届ける」(11月下旬発売)
「4巻/新しい社会のしくみをつくる」(12月下旬発売)
となっております(各巻8社掲載)。
折角なので箱入りで全4巻買わせて頂きますが、
小中学生の読者は私達のメッセージを受け取ってくれるでしょうか?!
今からドキドキです・・。
2013年
10月
07日
月
大変お待たせいたしました。来年のキーアーキテクツ企画による視察ツアーの御案内です。今回は私が自分で言うのもなんですが、凄い内容になりました・・・。毎年参加してくださるリピーター企業様の御蔭で、定員まで残り少なくなっておりますので、参加ご希望の方はお早めに旅行会社まで御連絡をお願いいたします。
おかげさまで満員となりました!2015年のツアーをお楽しみに・・・。
2013年
10月
01日
火
あっというまに10月ですね・・・。
鎌倉もずいぶんと涼しくなりました。まだ寒さとは無縁ですが、
どうしても試してみたかった
モミガライトを遂に自宅の薪ストーブに放り込みました。
モミガライトはもみ殻を唯一の原料とするバイオマス燃料で、先日広島のトロムソで製造機を見てきたばかり。含水量がとても低く、かなり高カロリーなため、広葉樹の薪ように燃えるだろうというのはあらかじめ予想していましたが、
実際に燃やしてみると想像を超えるパワーでした。
私が手に持っている長さ30センチのモミガライトが約1キログラム。太めの広葉樹の薪だと思っていただければ、これにいきなり着火はほぼ不可能なので、まずは新聞紙や使用済みの割り箸、針葉樹の端材などで着火します。ちなみにこの写真に写っているのはTONWERK LAUSEN AGの蓄熱薪ストーブです。燃焼庫内の温度はかなり上がっているはずですが、モミガライトを入れても20分位は引火しません(写真中央上)。そして30分くらい経った頃から、ようやっとめらめらと燃え始め、(写真右上)のように火柱が上がっているような状態に。それから2時間後、忘れたころにストーブの中を覗いてみると、まだまだ発熱中(写真左下)。翌朝は燃えカスが原型をとどめていましたが、簡単に崩れるのでEMぼかしのコンポストに放り込んでみました(写真左下)。そのまま庭や畑に撒いても良いでしょう。
お米を食べて、もみ殻燃料からもエネルギーを拝借、燃えカスは堆肥になるなんて、
なんて気分が良いのでしょうか!
結論から言うと、モミガライトと焚きつけ用の針葉樹(たとえば杉の間伐材)を常備していれば、ストレス無く薪ストーブライフが楽しめそうです。モミガライトは全国で販売しておりますので、是非お近くのお店からお買い求めください。薪と違って大変コンパクトにスタック出来るのと、室内に保管しても虫の心配が無いのが良いですね。