2025年

9月

28日

庭にはニワトリ!

遂に、追分の家の庭に念願の岡崎おうはんの雛たちがやって参りました!

8月28日生まれのメス3羽です。まだ体温調整が完璧ではありませんが、軽井沢の夜もまだそれほど過酷では無いため、今日からドキドキの放し飼いとなりましたが、

ちゃんと夜になると小屋の中に戻ってくれました。

扉はスイッチボットのスマートロックの転用で日没40分後に自動開閉するので、雛が夜に外に締め出されては大変と、日没を感知して小屋の中に照明が30分点灯するように電気工作頑張りましたが、モバイルバッテリーが切れて明りがつかなかった日も自主的に小屋に戻ってました(笑)。

この家は家主が数日帰って来なかったりがざらにありまして、ご近所の方の協力は仰げるものの、毎日餌と水やりをしなくても雛たちの命に危険が無いよう、このポリタンクに水と餌をたっぷり入れることにしました。アメリカのAmazonで見つけた素敵なアイテムがこの写真のオレンジ色のパーツ。カップの水が減ると、勝手に給水されます(写真左奥)。餌も雛たちが中に頭だけ突っ込んで食べるため、食べ散らかしが少なく、雨避けも付いていて画期的!専用のホールソーまでセットになっていて、自前の容器に取り付けられるようになっておりました。ポリタンクはグッドデザイン賞を受賞したこちらのQAMARさんのもので、無印良品に何故かこのライトグレーの取り扱いがありました。こんな使い方してしまってごめんなさい・・・。

続きを読む

2025年

9月

17日

大阪万博のこと

まさかの2回目の大阪万博です。理由は2つ。日本館の抽選に当たったからと、大学生のわが子にこの国家プロジェクトの茶番を見せておきたかったから。ちなみに今回気付いた一番の茶番は、会場内の植栽帯から聞こえてくる鳥や虫の音はスピーカーから流されているということ。前回のヘルスケアパヴィリオンのステージにミスコンが終結していたのにも閉口しましたが、今回も時代錯誤な万博という印象は強まりました。

9月17日にチケットを購入したのは、その日に日本館のバイオガスプラントの見学枠があったから。パヴィリオンの抽選も当然日本館のバイオガスプラント見学枠に集中させましたが、当たったのは結局通常の見学コース。半年しか使わない仮設建築で、万博会場内で発生する生ごみからエネルギーを作るプラントを実際に作ったとは、私にはどうしても信じられなかったし、本当にやり遂げたならこの目で見て評価したかったのです。

通常の見学ルートはアート作品のような展示内容でリアリティに欠けていました。日本のおもてなし三種の神器であるテクノロジーと伝統工芸とオタク文化の合わせ技による、空っぽな展示。中でもなんの意味もない巨大なハローキティ変種の展示は日本人として恥ずかしかったですし、最後の方で生身の人間2人がロボットのように動き回って演じる展示には開いた口が塞がりませんでした。結論から言うと、本当に作ったとは思えません。外のプラントらしき施設で懐中電灯を持って設備の点検をしている様子の作業員がいましたが、既に演者を2人雇っている訳ですから。それもやらせに見えてしまうのです。本当にプラントを作った設備設計者に出くわすまで、私は日本館のバイオマスプラントを信じることは無いと思います。万博が黒字に転じたという報道も、信じていませんので・・。

2025年

9月

13日

デンマーク福祉視察

9月5日から13日まで、主にデンマークの福祉関連施設を見学して参りました。4泊5日のオーフス近郊での視察はDanish Design Collaborationの皆様のアテンドで、コペンハーゲン滞在中は気になる建築プロジェクトの視察の合間にスウェーデンのマルメ市にも出向くことが出来、現地に精通するPeo さんの案内でサステナブル・シティをくまなく散策することが叶いました。私からの詳しい視察報告の第一弾は11月14日のPHJ理事セミナー(オンライン)を予定しておりますが、10月23日のロングライフラボ主催のシンポジウム(東京証券会館)でのパネルディスカッションでも少し触れていきたいと思っております。

森みわ共著「あたらしい家づくりの教科書」

2016年9月1日発売

アマゾンで絶賛発売中!

東日本大震災を経て、省エネな暮らしの大切さに多くの方が気付かれました。2012年発売の「図解エコハウス」。これまで沢山のお施主さんがこの本を握りしめて設計相談に来られました。温熱を勉強したい実務者の方も是非!

パッシブハウス・ジャパン